母から聞いた年金の話

年金のお話

母親から聞く年金の話。うちは共働きで母親は3人子供産んでも、父の扶養に入らずフルで会社員で定年まで。だから両親は二人共厚生年金だから比較的余裕がある。

それを近所の人などがチクチクネチネチ言うらしい。お宅みたいに二人共厚生年金、良いわね〜!年金多くて、うちは年金月10万もないのに、と。

だが母親の言い分は違う。その方達は現役時代、夫の扶養に入ることで配偶者控除や年金の3号被保険者になることで楽やわ〜!と、またそれがなんか士らのステータス性もあった時代だったようです。夫の勤めの給料だけで暮らせるほどうちは裕福でしょう~!?(夫の稼ぎが良いというマウント合戦)

 

しかし当時はまた逆に嫌味を言われたらしい。なんでフルで働くの勿体ないわね~…自分で社保料年金払ってるなんて馬鹿じゃない!と。逆に母親はそれがわかってたから会社員でフルで働き続けた。子供の時貧しくてそれが嫌だったのもあるらしいが。

1号2号3号被保険者とは

その話からわかるのは、扶養に入る3号被保険者になることで確かに夫の会社が妻分も年金支払いを負担し、実質年金支払い負担はなくなります。
しかしこれが勘違いを生む原因に。3号被保険者は結局国民年金分しかないのだが、昔の人の一部は夫が厚生年金だからその扶養の自分も厚生年金貰えると勘違いしてた人がいたみたい。昔はネットもなかったしね〜…知識不足が脆に出たんですね…

また、自営業や農業者、無職などが入る1号被保険者は国民年金基金付加保険農業者年金などに加入できて、年金額を上乗せを図れるけど、会社員・公務員の扶養に入る3号被保険者は1号と同じ国民年金しか貰えないのに、1号被保険者と違い国民年金基金も付加保険にも入れず上乗せを図れないという縛り付き。

今から数年前にようやく3号被保険者の専業主婦もiDeCoに入れて年金上乗せ出来るようになりましたが…それに今は晩婚時代、結婚まで10年前後会社員で働いて、のち3号被保険者なら、その分の多少の厚生年金はありますから。昔は結婚早くて、会社員やらずにすぐ結婚、専業主婦なんて多かったみたいですからね。

 

自分は何号?

皆様、ご自身が何号かわかっておいでですか?特に扶養に入る3号被保険者(専業主婦、パート主婦)の方は年金少なくなる傾向ありますから気を付けてくださいね…

年金受給の時にこんな額?てなり、厚生年金の周りの人をチクチクネチネチ妬んでも年金額はもう一生タヒぬまで変わりませんからね…

ご心配なら、年金定期便などから当事務所が計算したり、iDeCo、国民年金基金、付加保険なと説明しますので宜しくどうぞ。

私44歳。
42歳で自営業始めて1号。2号歴は共済年金10年、厚生年金12年でその合間に無職、バイト期間の1号が2年程。このままの加入歴なら、将来年金は月ぎり10万くらいなんで、先日、付加保険に加入してきました。

“”人間には現在はむろん大切ですが、どうせなら過去の結果としての現在より、未来の原因としての現在を、より大切になさるべきでしょうな””

NISAは金持ち優遇は本当か!?

 

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