NISAは金持ち優遇！？
NISAは2020年の段階では改悪縮小予定だったんです。
それを増税👓君が急遽拡大に方針転換し、金持ち優遇だと猛批判されました…。
けど、どの報道も正確に金持ち優遇の部分を説明しませんでした。単純に庶民は1800万円も投資なんてする余裕がない！て批判が主でしたね。
今回説明します。ただ当事務所は金持ち優遇批判なんてさらさらする気はありません。逆になんでやらない、皆もやれば金持ちになれるという考えです。
投資をするべき理由はその税率の低さ！！
NISAは1800万円まで非課税といいますが、投資商品なんで当然値上がり益があります。その値上がり益が例え1800万円をどれだけ超えても非課税なんです。1800万円分の元本から生み出されるもの全てが非課税なわけ。
富裕層は当然1800万円では足りないので、特定口座（源泉徴収される）もしくは一般口座（自分で確定申告）という税率20％で課税される口座でさらに投資します。しかもこれもどれだけ稼いでも20％固定です。しかし会社員の給与収入の最高税率は45%です。平均的な給与の会社員なら10から23%位です。
これは源泉徴収課税されますが、基礎・配偶者・社会保険・生命・医療・寄付金・小規模企業共済控除など、確定申告すれば100万〜200万近く控除されます。給与収入などない場合、投資の特定口座で源泉徴収された税金でも確定申告すれば返ってくるんです！！
また、さらにいうとこの時の収入金額によっては非課税世帯に該当することすらあるんです❕❕ NISAはどこまでいっても非課税なので課税所得には一切加算されません。要するにNISAで値上がり益を数百万円、数千万円稼いでも収入はゼロ。課税されません。他に収入なけれぱ課税所得ゼロなので、非課税世帯になり国民健康保険料なども最安値（自治体により違うが月3〜4千円位かな！？）、住民税も所得税もゼロになります。
ややこしいですが、超簡単に言うと本来年間100万円以上の収入がある人は住民税が最低限かかってくるんです、本来は。ああ、さらに言えば非課税世帯なんで、コロナ禍からある非課税世帯への給付金を貰うことも出来ます。NISAで充分な収入があったとしてもですよ❕
でもNISAの配当益、譲渡益はその収入としては除外されます❕
さらに特定口座の源泉徴収されたものを確定申告して、税金は還付されたうえ、課税収入100万円以下なら非課税に世帯になります。住民税ゼロ、所得税ゼロになります。
住民税も所得税も資産ではなくその年の収入にかかるので、富裕層がどれだけ資産を持っていても、NISAで何百万も利益を得ても、制度により所得税だけでなく住民税も払わなくていいんです❕
まあ、高い消費材購入して消費税は払ってるか。
金持ちから税金いっぱい取れよと思いますが制度として金持ち有利になってるんです最初から。
またこのからくりが資産税導入に、富裕層が強硬に反対する理由なんです。
これが本来、金持ち優遇だと批判するマスコミは庶民に説明し批判しなければならなかったんです。でも彼らはそれをやりませんでした。スポンサーの資本家達への癒着ですね。
ただ制度としてあるので、我々庶民も使えばいいだけなんで、ぜひまずはNISAをやりましょう。
働けば働くほど収入は増えまたそれに伴い税率は上がり続けます…。
それでもNISAやりませんか…！？その上来年給与所得控除減額されるかもですよ！？
資産運用教育だけでなく、税金システムとか社会保険システムとかを義務教育に組み込みたいですよ…搾取されない為に…。
※非課税世帯と生活保護世帯は同一ではありません。非課税世帯はその年の収入を、生活保護世帯は資産と収入で判断です。
生活保護世帯は必然的に非課税世帯になりますが、非課税世帯だからといって生活保護世帯とはイコールにはなりませんので、誤解なきよう。